日本において、農業･漁業・林業・そして製造産業という生活の術が失われてしまいました。
今、一つの流れが止まろうとしています。
　しかしながら、コンピューターの普及は、新たな時代の流れが始まろうとしています。
”生命重視・身体重視”の考え方こそが、未来の考え方、未来哲学の始まりであり、新しい社会秩序の始まりでもあるのです。
　遺伝子（虎の巻）を活用した、新な創造と創作こそが産業であり、その”生命重視・身体重視”の習慣化を広めることが未来の流通を担い、その恩恵こそが新しい未来社会の潮流の始まりとなるのです。
　テーラーメード健康法普及による社会秩序の構築が、日本における200万人といわれるフリーター時代に終止符を打ち、多くの雇用を獲得します。

　成人病予防が、生活習慣の予防という言葉に変わり、当たり前に聞かれるようになりました。しかしながら、長寿大国となった日本は、外国に比べ、食生活がいいと錯覚してしまったところに、本当の生活習慣を見直すことをおこたってきました。
結果、アメリカは、1990年以降、ガンになる人が徐々に減ってきているに、日本は今だ増える傾向にあります。

予防には、
第1予防　生活習慣予防
　　　　　 　健康の維持・増進
　　　　※　火事を起こさない。火の用心

第2予防　成人病予防
　　　　　　疾病の早期発見　（検診）
　　　　　　生活を見直し、改善をうながす。
　　　　※ 大火事になる前のボヤの内に発見し消し止める。

第3予防　社会復帰
　　　　　　 疾病がひどくならないようにし、社会復帰をさせる。（介護・通院）
　　　　※　燃えてしまった家を、修復し、最低限使えるようにする。

以上の3つがありますが、長寿国日本の名が、自分自らも、病気にならないものと錯覚してしまったとこにアメリカに20年の遅れを取っているのです。

この第1の予防を解かっているが、実際に日本国民に浸透させるには、糸口が見つかっていないのが現状です。
素軆流テーラーメード健康法は、一番大切な、生活習慣の改善にむけ、実践的に病気にならない方法を習慣化できることをめざし、体得してもらうことを、一つの目的としています。

　遺伝子の解明が進むに連れ、私達の身体に潜む、脅威的なエネルギー（潜在能力）があることが少しずつわかって来ました。30〜40億年前に多くの微生物が獲得した特徴を「遺伝子と言う暗号に変え私達自身の身体の中に刻み込んでいるのです。

　急速に進む遺伝子解明は、久遠の時の流れ（微生物の食の解明）の解明で、けして、精神重視の社会における「神」の領域を侵すものではないのです。”生命の重視”・”身体重視”の社会が到来するのです。

　遺伝子を十分知り得ない上でのいたずらな造形は、創造ではなく、40億年前に多くの微生物が試し、作り上げた”秩序”を乱す事になります。

　私達は、この秩序を乱すことなく、遺伝子の恩恵を活用しなければなりません。
地球は、宇宙の母なる大地であり、生命のゆりかごです。植物･動物を含めた、地球の大いなる循環の中にわたし達 ひと も生かされているのです。微生物を含めた同じ生命体として人だけではなく、多くの生命を重視した社会秩序を築き上げなくてはならないのです。

　ほんの50年前まで続いていた農業社会は、飢えと隣りあわせの過酷な社会でした。それは、平均寿命が、室町時代16歳、戦国時代16歳、40歳を突破したのは大正に入ってからで、50歳になったのは、女性昭和10年、男性昭和20年ということからも想像がつきます。
この過酷な社会を耐えて、生きぬく術として、「精神重視の考え」が長年続きました。
この事から、多くの宗教が存在し、多くの哲学が生まれました。
集団生活を営む ひと は、それぞれの時代々々において、そのルール（精神重視の考え）の犠牲になってきました。
　この「精神重視の考え」は今もほとんどの ひと 社会において、私達の基本的な考え方の基準になっています。”耐え忍ぶことは美徳”と言う考えに、ほとんどの ひと は異論をとなえることはないでしょう。