※ テーラー（洋服屋）がお客１人１人に合ったオーダーメードの洋服を作ることから、こう呼ばれるよ
　　うになりました。

テーラーメード

　光に大きく影響されて来た生物にとって、光の無い世界に遭遇しても、生命の営みである、リズム（流れ）を維持しなければなりません。眠るという行為によって、食べられない時期をやり過ごす（我慢する・耐え忍ぶ）必要があるからです。
　私達の脳は、脅威的に発達した、五感（視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚）または、第六感といわれる氣（プラズマ）などの情報を処理しきれず、寝ることによってもたらされる「夢」という反すう方法によって大量の情報を処理しています。その間は、新しい情報を遮断しなければなりません。寝るという行為は、この静と動のリズムを作り、より高度に生命の営みを作り出しています。
　私達の身体は、食べ続ける（情報を取りつづける）ことによる「過多」を処理するために、また、疎と密のリズム（流れ）をスムーズにするために「眠」という手段で克服しているようです。
　最近、植物においても「眠り」の謎が解明されました。

　食べるという行為は、太古の昔、微生物が獲得した生命を維持する仕組みです。微生物は様々な「食」の手法を身につけました。私達の身体も、ある種の細胞（微生物）は、光を食べ、ビタミンＤを合成しています。その細胞（微生物）にとっては、ビタミンＤは排泄物ですが、私達にとっては、大切な「食べ物」なのです。酵素全ての働きは、太古の昔、それぞれの微生物が獲得した「 食べる 」という生命維持の方法といえます。
　私達の身体は、多くの微生物が獲得した、「食べる」という行為の共生の集合体、互いの食物連鎖（流れ）によって維持されています。生命とは、この食物連鎖（流れ）自体なのかもしれません。

　ひと にとってあって当たり前の空気（酸素）も、元々地球にはありませんでした。太古の昔、シアノバクテリア（現在もオーストラリアのハメリンプールにストロマトライトが生息している）という生物によって地球の大気にもたらされました。その後、陸上に繁茂した植物によって常に大気に供給され、そして私達、動物に消費されて炭酸ガス（ＣＯ2）となり、また、植物に吸収されていきます。この循環（気の流れ・動き）が全ての生命に不可欠です。

　太陽系の惑星には、私達の住む地球にだけに海（水）があります。これは、地球が出来る50億年前に宇宙からもたらされたものです。太陽と地球の微妙な距離が、今も、地球だけに海が存在し続けられています。
太陽の熱（光）によって暖められた水は蒸発し、やがて上空で冷やされ、雨となって大地に戻ってきます。この、循環（流れ・動き）も永遠と続いています。

　さんさんと降り注ぐ太陽の恵み「 光 」、太陽がある限り、久遠の時を流れ続けます。
生命の営みは、「 光 」無しにはありえません。地球は約24時間で一回自転しています。このリズムにあわせ、私達の体内時計が働いています。

　太古の昔、様々な特徴を持つ微生物が生まれました。その微生物は、互いの性能・特徴を共有し合 い、合体・共生を始めました。その名残が私達の60兆個もの細胞の中にあるミトコンドリアです。
　1つの事にとらわれない。固執しない。様々な考えを受け入れる事が、発展があり、未来があることを、私達自身を形作る細胞が教えてくれています。心とは、微生物同士が互いの特徴を共有し始めたことが基本になっているのかもしれません。

これら 「 素 」に動きがあること、常に動いていることが私達の身（身体）を豊にしてくれます。

「 心・光・水・気・食・眠 」　この六つ全てが、 ひと だけではなく、生物全てにとって良いものであれば・・・・・

　ひと の遺伝子が解読された結果、その ひと の遺伝子が作る酵素の量によって、処理できなくなる（食物連鎖の中断）ことが原因で発症する生命の営みの中断が解かり始めてきました。
　太古の昔、一つ一つの微生物が獲得した「食」と言う手段（特徴）の集合が、私達の細胞の中に、遺伝子という形で今も残されています。この遺伝子によって作り出される酵素（たんぱく質）の働きの結果には、量だけではなく、刃物でいう「切れ味」が関係しています。私達の身体は、年齢を重ねることにより、酵素の量が少なくなる共に、切れ味も落ちてきます。結果、「食物連鎖・生体リズム」がスムーズに行なわれなくなって健康が損なわれ（老化する）てきます。
　　　　　
　素軆流健康法は、「酵素の切れ味を高める」ことにより、生体リズムをスムーズ（健康を維持する）にすることを推進しています。